Q:スイッチングマグホルダーの全面が吸着対象物にあたっていないと
どのような吸着力になりますか?
A:接地箇所によって吸着力が変わりますが、基本的に吸着力は下がります。
Q:スイッチングマグホルダーと吸着対象物の間にギャップがある状態で
電源をONした時に、吸着力はどの程度になりますか?
A:下記グラフをご参照ください。
※通電条件は全て24Vです。
※吸着板はt8(SS400)を使用しております。
※値は代表値となります。
Q:薄い鉄板を吸着させたいのですが、HP記載の吸着力になりますか?
A:吸着対象物は、およそ次の厚みで最大吸着力を得ることができます。
φ50⇒5mm以上、φ30⇒3mm以上、φ20⇒2mm以上
これより薄いと吸着力は弱くなります。
Q:吸着対象物に塗装がされている場合、吸着力はどうなりますか?
A:メッキ被膜程度であれば基本的に問題はありませんが、0.1mm程度の塗装などでも吸着力は大きく
減少します。詳しくは「ギャップがある状態でONした時に、吸着力はどの程度になりますか?」項
目のグラフを参照ください。
Q:OFF時に残っている磁力はどの程度ですか?
A:吸着力の3%以下としています。
Q:流す電気の電流値、電圧値が小さいとどうなりますか?
A:表記された電圧/電流が担保できない環境では、吸着力は弱くなります。また、脱離できない場合
が考えられます。規定電圧に対し±5%の範囲であれば問題なく使用できます。
Q:流す電気の電流値、電圧値が大きいとどうなりますか?
A:既定の吸着力は得られますが、焼損の危険があるため、過剰な電圧をかけることはお控えくださ
い。
Q:電気を流す時間が短いとどうなりますか?
A:十分な吸着力を得るため、必ず接地状態にて既定の通電を行ってください。
Q:電気を流す時間が長いとどうなりますか?
A:通電時間を延ばしても吸着力は強くなりません。なお、Duty表示以上の負荷を掛け続けると、本製
品の発熱や焼損につながる可能性があるので、お控えください。
Q:錆びたらどうなりますか?
A:吸着力が下がる可能性がございます。錆が吸着力に影響するような場合は、吸着面を研磨していた
だくことを前提としています。(ただし、吸着面を平らな面に仕上げる必要があります)
Q:吸着時(吸着対象と当たるとき)に衝撃が加わっても大丈夫ですか?
A:吸着面に大きな衝撃が加わるような使い方をしないでください。ワークに接地させてから所定時間
の通電を行わないと、十分な吸着力は得られません。
Q:高温/低温での利用はどのようになりますか?
A:低温側においては基本的に使用可能です。高温側は40℃以下の環境にてご使用ください。さらに高
温環境にてご使用いただく必要がある場合にはお問い合わせください。
Q:既存の取付孔以外に、加工をお願いできますか。
もしくは自社で後加工しても大丈夫ですか?
A:詳細をお伺いしたいので、まずはお問い合わせください。
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