マグネット(magnet)テクノロジー

スイッチングマグホルダー

  • 吸着
原理

保磁力が高い磁石と、保磁力が低い磁石を配置し、
保磁力の低い磁石の磁化方向を変えることで、
吸着力のON/OFFを切り替えるという構造になっています。
磁束の向きをスイッチさせることから、「スイッチングマグホルダー」と命名しました。

特長
  • 従来製品に比べ半分程度の薄さで、同等以上の吸着力を生み出します。
  • 瞬間通電でON/OFFを切り替えられるので、非常に省電力です。
  • 無通電で吸着を維持し続けるので、停電時でも安全が確保できます。
  • 省電力性能が高いため、バッテリ駆動にも対応可能です。
  • 常時はホルダーに吸着力がないので、取り扱い易く安全・便利です。
  • 用途発展性があり、活躍の幅が拡がります。
当社の技術力

磁力をコントロールして脱着を容易にするデバイスにマグネットホルダーがあります。
このカテゴリーには、様々な種類の従来製品が存在しており、吸着力や安全性、電力消費量、取扱い容易性など、
それぞれに明らかなメリット・デメリットがあります。
そのため、顧客がどのニーズを優先するかによって、マグネットホルダーを使い分ける必要が生じていました。
「スイッチングマグホルダー」は、従来製品が抱えていた問題点を全てクリアする、カテゴリーイノベーションを達成できたと考えています。

スイッチングマグホルダー
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磁束変動検出式変位センサ(JSシリーズ)

  • 重送検知
製品概要

0.1mm以下の微小変位も検知可能な高応答変位センサです。
測定子の変位をアナログ信号で出力します。(JSⅠ)
磁気センシングを使用した磁束変動による重送判定を行えます。(JSⅡ)

特長
  • 対象物に接触し検知するため、密着していても検知することが可能です。
  • 薄物ワークの流れ作業におけるワーク検出に最適です。
  • 厚紙と薄紙の判別が可能です。
  • 本製品配置後の位置調整が不要です。
  • 1パッケージのため、省スペース化が図れます。
  • 磁場変動タイプの変位センサですので、塵埃に強く、故障しにくい設計です。
用途
  • 紙を扱うプリンターなどのOA機器
  • オフセット印刷機/スクリーン印刷機(枚葉型)
  • 衣類や織物などの生地素材の製造工程
  • 鉄板やプラスティックなどの板材製造工程
  • ATM業界への参入も視野に 
JSⅡの重送検知能力

印刷機やコピー機における重送検知には、一般的に超音波式の装置が利用されています。
以下では、 磁束変動検出式のJSⅡと超音波式装置の比較を行います。

1枚目の重送検知
  • JSⅡは重層C(2枚目以降の重送検知)の他に、
    重送P(1枚目の重送検知)が可能なので、最初から連続運転が可能です。
  • 超音波式の中には、1枚目を読み込ませたときに一旦止めて
    厚みの基準を設定し、そこから運転を開始するなど、
    煩雑な操作が必要になる製品があります。
検知アプローチ
  • JSⅡは接触式なので、紙面の片面からのアプローチで重送検知が可能です。
  • 超音波式は、非接触ですが、紙面の表側、裏側の両面に装置の配置が必要になります。
メンテナンス性
  • JSⅡは接触式なので、通紙枚数に依存する測定子接触部の摩耗が予想されます。測定子の摩耗で磁気センサーの出力は変化しますが、
    電源ON時の初期値からの電圧変化を演算して重送判定しているため、電源ONの度に初期値がリセットされることになり、
    重送判定の精度に影響は出ません。
  • 超音波式は、非接触ですが、JSⅡと違い装置が開放しているため、紙粉の影響で重送判定精度に問題が出ることがあります。

リニアアクチュエータ

  • 直動・ロック
製品概要

磁石とコイルを組み合わせた磁石可動型リニアアクチュエータです。
電磁石の吸引力を利用したソレノイドとは動作原理が異なり、
電磁力(ローレンツ力)を利用しています。
電流の切り換えのみで往復動作が可能なため各種用途への応用が可能です。
プッシュ・プル型、自動復帰型、片安定型、双安定型等のカスタマイズが可能です。

特長
  • 直動型で直線往復運動をします。
  • 高速運動、高速応答 、省電力で大きな推力が得られます。
  • 用途に応じて設計、完全受注生産に対応。
  • 条件により100Hz以上の高速動作が可能です。
  • 電流値に比例した推力が得られます。
用途

小型バイブレータ、リニア制御アクチュエータ、切り換え機構などに用いられます。