【解析事例】発電用途 適正磁気回路の構成

マグネットテクノロジー

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課題:適正磁気回路の構成

■解決の着眼点

閉磁路の形成

 

■条件

磁気回路のサイズ変更・・・不可
磁石材質の変更・・・不可
コイル設計の変更・・・不可

 

■結果

初期モデル 改良モデル(分割)
磁気回路構造 発電用途の解析事例における初期モデルの磁気回路構造 発電用途の解析事例における改良モデル(分割)の磁気回路構造
磁束分布(コンター図) 発電用途の解析事例における初期モデルの磁束分布(コンター図) 発電用途の解析事例における改良モデル(分割)の磁束分布(コンター図)

 

■解説

初期モデルのようにしてしまうと、コイルの配置に対する磁束の流れは、コイルの無い空間を中心に磁束が集まってしまう。
改良モデルのように、磁石を分割し、磁極を交番配置にすることで、コイル配置スペースに磁束を集約でき、効率的に磁束を回すことができる。
改良モデルに黄色で示した空間を広げると、コイル配置箇所の磁束が増加する傾向にある。 一方、ヨークの背面に着目すると、初期モデルでは磁束が発散傾向にあるが、改良モデルではこの傾向が消え、ヨーク背面の漏れ磁束は大幅に減少し、その分が内側に集中していることが分かる。

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