表面処理について

メカトロテクノロジー

▲ PAGE TOP

使用頻度の高い表面処理

■亜鉛メッキ(3価クロメート)

  1. 一般的に最も使用される表面処理で安価です。エッジ等端部はやや膜厚が厚くなります。
  2. 塩水噴霧試験後には、赤さびは発生しませんが、白さびは発生します。
  3. (諸条件による)外観用途の処理ではないため、メッキ斑の許容が必要です。
  4. 膜厚が厚くなると、導通性がなくなります。

■無電解ニッケルメッキ

  1. 膜厚が均一で、深い穴の内部などにもメッキが施されます。
  2. 亜鉛メッキと比較すると高価な処理となります。
  3. メッキ自体の硬度が500HV程度であり、摺動性に優れます。
  4. 塩水噴霧試験後には、赤さびも白さびも発生しません。(諸条件による)
  5. 外観でも使用できます。
  6. 膜厚が厚くなっても、導通性があります。

■電気ニッケルメッキ

  1. 密着性はやや劣ります。エッジ等端部はやや膜厚が厚くなります。
  2. 高い光沢感を得ることができます。
  3. 塩水噴霧試験後には、赤さびも白さびも発生しません。(諸条件による)
  4. 外観でも使用できます。
  5. 膜厚が厚くなっても、導通性があります。

 

▼関連記事

 

▼お問い合わせ