ヒンジメカの品質と信頼性

メカトロテクノロジー

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CAE解析(構造解析、樹脂流動解析など)

構造設計と平行してCAE解析を実施することで、設計の手戻り・繰り返し試作評価・重量削減を実現することができ、製品品質の向上・設計期間の短縮をすることができます。

図31

図32

各種計測器

一般的な計測器(ノギス、マイクロメータ、三次元測定機など)はもちろんのこと、その他カスタム計測機にて、部品及び製品の特性評価を行っています。

■三次元測定機
図33

■トルク測定器
図34

■トルクテスタ
図35

■駆動ユニット
図36

各種試験

■開閉耐久試験

例えば軽量ヒンジは、10万回~100万回の開閉耐久回数を要求されます。試作品・金型品がこの仕様を満たすかどうかを評価する際に、開閉耐久試験機を使用し実施しています。

図37

■環境試験

例えば軽量ヒンジは、蓋が閉じた状態で長期間放置されるケースがあります。この時、ヒンジ内部のバネは最も圧縮された状態となっており、バネを収納するケース部材にとっては過酷な状態です。こういった過酷な状態においても破損の危険がないことを、CAE解析だけでなく現物でも評価を実施しています。とはいえ、ヒンジの使用温度条件では長期の評価期間が必要となってしまうため、恒温槽に製品を入れ、加速試験にて評価をしています。ある試験温度で評価した際の使用温度における時間の算出は、アレニウス則※を用いて行います。

 

※アレニウス則
部品の経年劣化の主因が温度である場合、
部品の寿命τは、アレニウスの式「τ=A・exp(Ea/kT)」と表されます。(A:定数、Ea:活性化エネルギー(eV)、T:絶対温度、k:ボルツマン定数 eV/K)
寿命を推定する際に利用します。(10℃2倍則という経験則とも合わせ評価)

図38

 

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