電動アクチュエータ/ソレノイド

高速駆動 高速応答 省電力

電動アクチュエータとソレノイドの写真

電動アクチュエータとは

電動アクチュエータは、駆動に必要な電気エネルギーを供給することで、高速かつ正確に動作します。また、制御信号の変更に応じて、運動制御や位置制御などが容易に可能であるため、自動化に非常に適しております。

一般的な部品構成は、モーター、減速機、リニアガイドなどから構成され、自動車、ロボット、医療機器、航空宇宙、産業機械など、多くの分野で使用されています。近年、IoT技術やAI技術の進展により、自動化が進む分野での需要が増加しています。

弊社では、磁石、シャフト、コイル、軸受けなどで構成しており、特に精度の高い位置決めを要求される精密産業機器に多く採用されております。

特長

  • アクチュエータは、油圧や空圧・電気を使いエネルギーを並進運動や回転運動に変換する駆動装置です
  • 精密機器メーカー様からのアクチュエータ製造依頼実績が多く、精密動作を要求される小型アクチュエータの開発・製造を承っています
  • 直動型で、直線往復運動をします
  • 高速運動、高速応答 、省電力で大きな推力が得られます
  • 用途に応じて設計、完全受注生産に対応
  • 条件により100Hz以上の高速動作が可能です
  • 電流値に比例した推力が得られます

 

  • ※下西技研工業では電動のアクチュエータを製造しています。空圧式、油圧式の駆動装置は取り扱いがございません。

 

使用用途

小型バイブレータ、リニア制御アクチュエータ、切り換え機構 など

 

仕様

品番 P1105R P1105B P2008 P3803
動作タイプ 片安定型 中央安定型 自動復帰型 プッシュプル型
用途例 高速スイッチ 振動源 高速ストローク/スイッチ 低速ストローク
推力定数(N/A) 1.2 1.0 5.5 11.9
ストローク(㎜) 5 1 8 3.5
定格電圧(V) 24 6 24 4.5
コイル抵抗(Ω) 20 20 8 6.7
外寸(㎜) W11×H14×L43 φ17×L44 φ20×L102 φ55×L52
自己保持力(N) 0.6
自動復帰力(N) 3

使用上の注意

  • ・動作時間が長い場合は温度上昇にご注意ください。
  • ・本体温度100℃を超えて長時間ご使用になる場合は、減磁による推力低下が予想されます。 ご使用条件につきましては、お問合せください。
  • ・本体温度が120℃を超えないようにご注意ください。
  • ・粉塵等の多い場所や、湿度の高い場所での使用は避けてください。動作不良の原因となります。